夏が終わり、気温が下がってくると、徐々に空気の乾燥が気になる日が増えてきます。
さらに室内で暖房を使い始めると、部屋の湿度が下がり、乾燥を感じやすくなります。
犬の皮膚でも、水分を保つバリア機能がうまくいかなくなると、皮膚のカサつきやフケにつながる可能性があります。
特に、もともと皮膚バリアがデリケートな肌質のワンちゃんでは、乾燥した環境下で皮膚から水分が失われやすくなることが研究でも確認されています。
ただし、「秋になったから、すべてのフケやかゆみは乾燥のせいだ」と決めつけてしまうのは禁物です。
実は犬において、「低い湿度だけが単独で皮膚トラブルを引き起こす直接原因である」と断定できるほどの十分な証拠が揃っているわけではありません。
秋は「乾燥に気を配る季節」と捉えつつ、他の要因にも目を向けてあげることが大切です。