「ブラッシングしてもキリがない…」

犬の換毛期のひどい抜け毛を和らげる、やさしいシャンプー対策🐾

ダウンロード

「ブラッシングしても次から次へと毛が抜ける…」

「掃除機をかけたばかりなのに、また床に毛が!」

と、いつ終わるかわからない抜け毛にヘトヘトになっていませんか?

特にダブルコートのワンちゃんは、季節の変わり目(換毛期)になると驚くほど毛が抜けますよね。

もちろん自然な生え替わりを止めることはできませんが、シャンプーで「すでに抜けて被毛の中に留まっている毛」をすっきり洗い流してあげることで、おうちでのブラッシングやお掃除の負担をグッと軽くすることができます。

この記事では、さいたま市見沼区のドッグサロンPawMeeが、抜け毛が増える不思議な理由から、おうちで頑張りすぎないやさしいシャンプーの工夫まで、わかりやすく解説します🐾

1 どうしてこんなに抜けるの?犬の抜け毛の不思議

ダウンロード (7)

1-1 季節に合わせてお洋服を着替える「換毛期」の仕組み

ワンちゃんの毛は、一度生えたらずっとそのままというわけではありません。

私たちの髪の毛と同じように、一定のサイクルで抜け、少しずつ新しい毛へと生え替わっていきます。そのため、健康な子でも毎日のようにある程度の抜け毛が出るのは自然なことなのです。


とくに抜け毛が目立ちやすいのが、外側の「オーバーコート」と内側の「アンダーコート」を持つ、ダブルコートのワンちゃんたちです。オーバーコートはお肌を外部の刺激から守り、やわらかく密集したアンダーコートは、体温をぽかぽかに保つ役割をしてくれています。


季節が変わり、気温や日照時間が変化すると、ワンちゃんの体は「そろそろ季節に合ったお洋服に着替えよう」と準備を始めます。そのときに、主に内側のアンダーコートがまとまって抜けることがあり、これが一般的に「換毛期」と呼ばれるものです。


換毛期の抜け毛は自然な生え替わりなので、完全に止めることはできません。大切なのは、一度に全部取りきろうと焦るのではなく、「被毛の中に留まっている毛を、ブラッシングやシャンプーで少しずつやさしく整理してあげる」ことなのです。

ダウンロード (8)

 1-2 抜け毛が多い子と、少なく見える子の違いって?

抜け毛の量や目立ち方は、犬種や被毛の構造によって大きく異なります。

柴犬、ポメラニアン、コーギー、チワワ、ミニチュアダックスフンド、ラブラドールなどのダブルコートの子は、内側の毛がまとまって生え替わるため、特定の時期にドッと抜け毛が増えやすい傾向があります。


一方で、トイプードルやビションフリーゼなどのワンちゃんは、抜けた毛が床に落ちにくく、まわりの毛に絡まりやすいという特徴を持っています。そのため「抜け毛が少ない」と感じられやすいのですが、実はお手入れが必要ないわけではありません。被毛の中に抜けた毛が残ったままだと、もつれや毛玉の原因になってしまうからです。


また、同じ犬種でも、毛量、年齢、体調、そして生活環境によって抜け方は変わってきます。避妊・去勢の手術後や、年齢を重ねることで、毛質や毛量がふんわり変わることもあります。
「この犬種だから絶対たくさん抜けるはず」「抜け毛が少ない犬種だからブラッシングはいらないよね」と決めつけず、普段の愛犬の様子と比べてみてあげることが大切です。毛の量だけでなく、お肌の状態や毛の抜け方も一緒に、やさしく見守ってあげてくださいね。

2 抜け毛のピークはいつ?知っておきたいタイミング

ダウンロード (7)

2-1 春と秋に抜け毛が一気に増える理由

ワンちゃんの抜け毛が多い時期としてよく知られているのが、春と秋の「衣替え」のシーズンです。春になると、寒い季節に体温を保つために増えていた内側の毛が抜け、あたたかい時期にぴったりの軽やかな被毛へと切り替わります。


反対に秋は、暑い時期を過ごした被毛から、寒さに備えたあったか仕様の被毛へと整える時期です。そのため、夏の毛が抜けて新しい冬の毛が生えてきます。


ただ、「毎年必ず○月に始まって、何週間できっちり終わる」と決まっているわけではありません。お住まいの地域の気候や、その年の気温、犬種、毛量、生活環境によって、いつ始まっていつ終わるのかはそれぞれ違います。短期間で一気に抜ける子もいれば、少しずつゆっくり長期間続く子もいるのです。


抜け毛が増え始めたときは、「1回のブラッシングで全部きれいにしよう!」と頑張りすぎず、短時間のお手入れをこまめに続けるのがおすすめです。同じ場所を何度も強くこすってしまうと、デリケートなお肌を刺激したり、まだ抜けるタイミングではない健康な毛まで痛めてしまったりすることがあります。たくさん毛を取ることよりも、愛犬に負担をかけないペースで続けてあげることが何より大切です。

ダウンロード (8)

 2-2 お部屋で暮らすワンちゃんは時期がずれることも

冷暖房の整った快適な室内で暮らすワンちゃんは、お外の気温の劇的な変化を感じにくいため、「いつお洋服を着替えればいいのかな?」と生え替わりのタイミングが迷子になってしまうことがあります。


一般的には春と秋に抜け毛が増えやすいと言われていますが、室内で暮らす子の中には、夏や冬に抜け毛が続いたり、1年を通して少しずつ抜け続けたりするケースも少なくありません。


そのため、「春じゃないのに抜けるからおかしいかも?」「秋が終わったのにまだ抜けるなんて病気かしら」と、季節だけで心配しすぎなくて大丈夫ですよ。まずは、全身からまんべんなく抜けているか、地肌が見えるほど薄くなっていないか、お肌に赤みや湿疹がないかなどを、やさしくチェックしてあげてください。


また、ワンちゃんの抜け毛は季節だけでなく、年齢、体調、栄養状態、ストレスなどによっても変わります。お引越しやご家族構成の変化、長めのお留守番など、生活環境が少し変わったあとに、一時的に抜け毛が増える子もいます。


もし、時期に関係なく大量の毛が抜け続けたり、かゆみ、赤み、部分的な脱毛などがあったりする場合は、ただの衣替えじゃないかもしれません。ご自宅で悩まずに、かかりつけの動物病院の獣医師さんへご相談してみてくださいね。

3 おうちで無理なく続ける、やさしい抜け毛ケア

ダウンロード (7)

3-1 愛犬に合ったブラシで、少しずつコミュニケーションを

ワンちゃんの抜け毛対策の基本となるのが、こまめなブラッシングです。

ブラシをやさしく通してあげることで、すでに抜けて被毛の中に隠れている毛を取り除くことができ、お部屋にフワフワ落ちる毛を減らすことにつながります。

また、毛玉を防ぐだけでなく、お肌の赤みやフケ、しこり、小さな傷などの「見えないSOS」に気づいてあげる大切なスキンシップの時間にもなります。


ただ、ごっそり毛が取れるブラシが、すべてのワンちゃんに合うわけではありません。短毛、長毛、ダブルコート、巻き毛など、その子の被毛のタイプによって使い心地のよいお道具は違ってきます。


スリッカーブラシやアンダーコート用のブラシはとても便利ですが、お肌に強く押し当てたり、同じところを何度もこすったりすると、お肌や健康な毛を傷つけてしまうことがあります。ブラシの先は皮膚にギュッと押しつけず、毛の流れに沿ってふんわりとやさしく動かしてあげましょう。


もし愛犬がブラッシングを嫌がるようなら、1回で全身を終わらせようと頑張らなくて大丈夫です。「今日は背中だけ」「明日はお胸のまわり」というように場所を分けて、短時間で終わらせるのもやさしい工夫です。「全部きれいに取らなきゃ!」とプレッシャーに感じず、愛犬と楽しくコミュニケーションできるペースで続けてあげてくださいね。

ダウンロード (8)

 3-2 お掃除しやすいお部屋づくりで飼い主さんの負担を減らす

換毛期の抜け毛を完全にゼロにすることは難しいため、ワンちゃんから毛を取り除いてあげるケアと一緒に、「落ちた毛をサッとお掃除しやすくする」おうちの工夫もとても大切です。


まずは、「ブラッシングをする場所」を決めておくと、おうち中に抜け毛がフワフワ広がるのを防げます。お掃除がラクなフローリングの上や、毛を集めやすい場所で行うのがおすすめです。お部屋の中でブラッシングをするときは、窓を開けっぱなしにしたり、エアコンの風が直接当たったりする場所を避けると、毛が舞い上がりにくくなりますよ。


愛犬がお気に入りのベッドやマットには、サッと取り外して洗えるカバーをつけておくと便利です。ソファなどの布製品にもカバーをかけておけば、抜け毛がたまったときにパッとお洗濯ができて気持ちがいいですよね。掃除機では吸いにくい毛には、粘着クリーナーやゴム製のお掃除グッズなどをうまく使い分けてみてください。


なお、「お掃除をラクにしたいから」という理由だけで、ダブルコートのワンちゃんの毛を極端に短くバリカンで刈ってしまうのは、少し注意が必要です。被毛には、デリケートなお肌を強い日差しや外部の刺激から守るという大切な役割もあります。短く刈ったからといって抜け毛がなくなるとは限らないため、カットスタイルを変えるときは、ぜひサロンのトリマーさんにご相談しながら、その子に一番合う方法を一緒に見つけていきましょう。

4 シャンプーでスッキリ!換毛期の抜け毛対策

ダウンロード (7)

4-1 シャンプーとドライヤーで、被毛に残った抜け毛をやさしくオフ

ワンちゃんをシャンプーすることには、皮膚や被毛の汚れをきれいにするだけでなく、「被毛の中に残っている抜け毛を整理しやすくする」という大切な役割があります。


シャンプーの前に無理のない範囲でブラッシングをして、根元までしっかりお湯で濡らしてからたっぷりの泡でやさしく洗ってあげると、すでに抜ける準備ができていた毛が動きやすくなります。そして、すすぎのときにも、被毛に隠れていた抜け毛がお湯と一緒に少しずつ流れ出てくれるのです。


さらに抜け毛ケアのポイントになるのが、お風呂あがりのドライヤーです。被毛をかき分けながら根元に風を当ててあげることで、表面からは見えなかった内側の抜け毛がフワッと浮き上がり、ブラシやコームでスッキリと整理しやすくなります。
ただ、シャンプーのあとにあまりにもたくさんの毛が取れると、「洗ったせいで抜け毛が増えちゃったのでは?」とビックリしてしまうかもしれません。でも安心してくださいね。それは新しく抜けたのではなく、洗う前から被毛の中に留まっていた抜け毛が、シャンプーとドライヤーの力でまとまって外へ出てきてくれただけなのです。


もちろんシャンプーをしたからといって、自然な毛の生え替わり自体をピタリと止めることはできません。ですが、「いま浮いている毛を一度すっきり整理して、明日からのブラッシングやお掃除の負担を軽くするためのやさしいケア」として捉えてみてくださいね。

ダウンロード (8)

 4-2 要注意!洗いすぎや生乾きがお肌の負担になることも

抜け毛が気になるからといって、「毎日洗ってあげよう!」と自己判断でシャンプーの回数を急に増やすのは少し注意が必要です。お肌を清潔にするのは良いことですが、必要以上に洗いすぎてしまうと、お肌や被毛を守ってくれる大切な「皮脂」まで落としてしまい、乾燥や刺激の原因になることがあります。


シャンプーのぴったりな頻度は、犬種や毛の量、お肌の状態、生活環境によってみんな違います。お肌のトラブルがない健康な子でも、「換毛期だから週に○回」と一律に決めるのではなく、愛犬のペースや状態に合わせてあげるのが一番です。もし動物病院で処方された薬用シャンプーを使っている場合は、かかりつけの獣医師さんのアドバイスに従ってあげてくださいね。


また、シャンプーをする前には、大きなもつれや毛玉がないか、やさしくチェックしてあげましょう。毛玉が固まったままお湯で濡らすと、水分を含んでさらにギュッと締まり、ほどきにくくなってしまうことがあります。


そして洗ったあとは、表面の毛だけでなく、お肌に近い根元までしっかり乾かしてあげるのがポイントです。とくに毛量が多い子は、外側が乾いて見えても、内側には湿気が隠れていることがよくあります。生乾きによるお肌のトラブルを防ぐためにも、毛をかき分けながらやさしく確認してあげたいですね。


ただ、おうちでのドライヤーが長くなって飼い主さんがヘトヘトになってしまったり、愛犬が嫌がって逃げてしまったりするときは、「おうちではここまで。あとはサロンにお願いしよう」とプロを頼るのも、お互いが笑顔でいられる素敵な選択肢ですよ😊

5 抜け毛で「ちょっと変だな?」と迷ったときは

ダウンロード (7)

5-1 ただの生え替わりじゃないかも?気づいてあげたい小さなサイン

季節の変わり目に毛が多く抜けても、全身から比較的均等に抜け、皮膚に目立った異常がなければ、自然な生え替わりの可能性があります。


一方で、一部分だけ地肌が見える、円形に毛がなくなる、左右対称に薄くなるなど、抜け方に偏りがある場合は注意が必要です。強いかゆみ、赤み、湿疹、かさぶた、フケが見られる場合や、同じ場所を繰り返し舐めたり噛んだりしている場合も、単なる季節変化とは限りません。


皮膚や被毛のにおいが急に強くなったときや、ベタつきが続くときも、皮膚の状態を確認してもらいましょう。また、抜け毛とともに元気や食欲が落ちた、水を飲む量が変わった、体重が増減したなど、全身の変化が見られる場合も注意が必要です。


こうした症状には、アレルギー、寄生虫、皮膚の感染、ホルモンに関係する病気など、さまざまな原因が考えられます。サロンでは病気の診断や治療はできません。急な脱毛や皮膚の異常がある場合は、シャンプーで様子を見る前に、かかりつけの動物病院へ相談してください。

ダウンロード (8)

 5-2 おうちで難しい抜け毛ケアは、無理せずプロに任せて大丈夫!

毛量の多い犬を自宅でブラッシングし、シャンプー後に皮膚の近くまで乾かす作業は、飼い主さんにとって想像以上に大変です。愛犬が途中で飽きたり、ブラシやドライヤーを嫌がったりすると、「きれいにしてあげたい」という気持ちがあっても、最後まで行うのが難しいことがあります。


そのようなときは、おうちだけで完璧に終わらせようとせず、サロンを活用する方法があります。


さいたま市見沼区のドッグサロンPawMeeでは、シャンプー前に皮膚と被毛の様子を確認し、その子の毛量や反応を見ながらケアを進めています。洗浄、すすぎ、ドライの工程を通して、被毛の中に残った毛を少しずつ整え、おうちでのお手入れ負担を軽くすることを目指します。


ただし、1回の施術ですべての抜け毛がなくなるわけではありません。毛の生え替わりは一定期間続くため、短時間のブラッシングと定期的なシャンプーを無理なく組み合わせることが大切です。


「ブラッシングしてもすぐに毛がたまる」「自宅で洗っても内側まで乾かせない」など、抜け毛のお手入れに困っている段階でも、PawMeeの公式LINEからお気軽にご相談ください。

【参考情報】
・この記事は、ワンちゃんの換毛期や抜け毛のケアに関する一般的な公開情報を参考にしつつ、ドッグサロンPawMeeの現場の視点を交えてやさしく作成したものです。

・ワンちゃんの抜け毛が増える理由は、季節の変わり目(換毛期)による自然な生え替わりであることが多いですが、犬種や生活環境、年齢によって抜け方には違いがあります。

・一部分だけの不自然な脱毛、お肌の強い赤み、湿疹、ただれ、強いかゆみなどが見られる場合や、元気がないといった急な体調の変化があった場合は、まずはかかりつけの動物病院へご相談ください。

・PawMeeでは、シャンプーを通じてワンちゃんのお肌や被毛の小さな変化に気づき、飼い主さんへお伝えすることはできますが、病気の診断や治療を行うことはできません。気になることがあれば獣医師さんの診察を優先していただくようお願いいたします。

Access


PawMee

住所

〒337-0015

埼玉県さいたま市見沼区蓮沼296-1 R&A店舗1階

Google MAPで確認
電話番号

048-795-9743

048-795-9743

営業時間

9:00~19:00

定休日

木 + 不定休

代表者名 岡村 幸樹

【🚗 専用駐車場をご利用のお客様へ】

専用駐車場(1台分・砂利駐車場・一番道路側スペース)は、店舗の向かい側にございます。 店舗へ向かう際、交通量の多い県道を渡っていただく必要がございます。大切なワンちゃんの安全のため、必ずリードを短くお持ちいただくか、抱っこやキャリーバッグ等をご利用ください。 ご不便をおかけして申し訳ありませんが、どうぞお気をつけてお越しくださいませ。


Contact

お問い合わせ

Related

関連記事